子連れ飛行機、どこに座る?0歳・2歳・3歳&6歳兄弟の実体験から考える最適な座席選び

育児と教育
ページに広告が含まれる場合があります。

子連れで飛行機に乗るとき、座席選びって本当に悩みますよね。

「通路側?」「窓側?」「そもそも座席を取るべき?」

初めてのフライトとなると、子どもがぐずったときやトイレ、授乳などの対応もあり、親の不安は尽きません。

私もこれまでに、0歳、2歳、3歳+6歳の3パターンで子連れフライトを経験してきました。
そのたびに、「座席、ここでよかったのかな?」「次はこうしよう」と考えることが多く、毎回が小さなチャレンジでした。

この記事では、私の実体験をもとに、子どもの年齢や人数別に
「この席でよかった!」
「こうすればもっと良かったかも…」と思ったことをまとめています。

これから子連れで飛行機に乗る方の参考になれば幸いです。

親1人+0歳児|初めての子連れフライト。不安も緊張も、やさしさが和らげてくれた

フライト状況
  • 親1人+生後8か月の長男
  • 抱っこでの搭乗(座席は私だけ)
  • 約1時間半の国内線

選んだ座席:前方通路側

私が選んだのは、トイレが近い前方通路側の席。

抱っこした状態ですぐに立ち上がれること、CAさんに声をかけやすいことが決め手でした。

実際どうだった?

搭乗後すぐに授乳を済ませたおかげで、飛行中はぐっすり。
離陸時に合わせて飲ませ始めると、耳抜きにもなるため、一石二鳥です。

授乳ケープで周りに配慮しながら、さっと飲ませることができました。

ミルクの場合は、CAさんに粉ミルクと哺乳瓶を渡せば適温でミルクを作ってくれますよ。

何より印象的だったのは、CAさんがくださった手書きのメッセージカード。

「赤ちゃんとの初フライト、応援しています」といった内容で、初めての搭乗でピリピリしていた心がふっと緩みました。


気づきと学び
  • CAさんの近く=安心
  • 通路側=抱っこで立ちやすい
  • 授乳や哺乳瓶は耳抜きにもなる

まとめ

初めての子連れ搭乗では、”動ける安心感”が大事。

前方通路側はベストな選択でした。

親2人+2歳児|「座席なし」はもう限界?体格と時間から考える

フライト状況
  • 親2人+2歳の長男
  • 子どもは膝上で、座席は取らず
  • 約1時間半の国内線

選んだ座席:窓側と通路側の2列(親(抱っこで子)→親)

「まだ膝上でいけるよね」と思って座席を取らなかったのですが、結果から言うと大失敗でした。

2歳になると体も大きくなり、じっと抱っこされるのを嫌がります。

搭乗中はとにかく動きたがり、交代で抱っこしても親の腕と腰が限界に。

短距離だったとはいえ、1時間半は思っていた以上に長く感じました。

実際どうだった?

搭乗前に「寝てくれたらラッキー」と思っていましたが、そんな期待はあっさり裏切られました。

機内では一切寝ず、むしろ元気いっぱい。
抱っこが長時間続いたことで、私たち夫婦も徐々に疲労がたまり、会話もギスギスし始めてしまいました(苦笑)。

唯一の救いは、便がそこまで混んでおらず、空席があったこと。

CAさんが気を利かせて、少し広めに席を使わせてくれたことで、どうにかやり過ごすことができました。

ママこ
ママこ

CAさんって、いつでも優しくて感動します

気づきと学び
  • 2歳はもう”膝上無料”に頼る時期ではないかも
  • 1時間を超える便では、子どもにも座席を取ることを強く推奨

まとめ

金額はかかっても、”親の体力と子どもの自由”のために座席を取るべき年齢。

2歳はその境目です。

親1人+3歳+6歳兄弟|兄弟連れフライトは”親が動ける配置”がカギ

フライト状況
  • 親1人+3歳(弟)+6歳(兄)
  • 3人とも座席あり
  • 約1時間半の国内線

座席の並び:窓側→6歳、通路側→3歳、通路挟んで通路側→私

事前に兄弟を並ばせるか、別々にするか迷いましたが、「下の子にすぐ対応できるように」と考え、この配置にしました。

実際どうだった?

搭乗直後、6歳の兄はタブレットとヘッドホンを出して、静かに動画を見始めました。

窓の外の景色も気になるようで、飛行機が動き出すたびに「わあ!」「小さくなっていくね」と興奮して話しかけてくれましたが、こちらの様子を見ながら空気を読んでくれていたのが印象的でした。

問題は3歳。トイレに行きたい、お菓子食べたい、座りたくない…とリクエストが次々に。
離陸前の数分で、すでに2回ほどお菓子を出す羽目に(汗)。
でも、通路側に私がいたことで、立ち上がりそうになった時もすぐに体を支えることが出来ました。

途中で弟が寝てくれたのは本当に助かりました。
3歳にとってもフライトは非日常で、空港内を移動した疲れが出たのかもしれません。

「兄弟ふたりをひとりで見るのは不安…」という気持ちは正直ありましたが、配置と事前準備がうまくいったことで、思った以上に穏やかに過ごせたフライトになりました。

搭乗前の工夫
  • 空港内のキッズスペースや散歩で体を動かしておく
  • お菓子やおもちゃを時間差で投入
  • 上の子には「飛行機では静かにする」ことを事前に伝えておく

まとめ

親1人+兄弟の飛行機は、”座席の配置”で乗り切れる。

特に通路側の確保はマストです。

年齢・人数・フライト時間で変わる、子連れ座席選びのコツまとめ

パターン座席の取り方配置のポイント
0歳+親1人子どもは膝上前方通路側、CAさんの近くが安心
2歳+親2人膝上で抱っこ1.5時間が限界。できれば座席購入を検討
3歳+6歳+親1人3席使用通路側で下の子対応。上の子は窓で集中させる配置が◎

おわりに|座席に「正解」はない。でも、「安心できる」配置はある

飛行機に乗るたびに、「どの席がよかった?」「次はどうしよう?」と考えてきました。

完璧な座席配置はありませんが、親が安心して過ごせるかどうかはとても大きなポイント。

赤ちゃんのときはCAさんに救われ、2歳では座席を取らなかったことに後悔し、兄弟連れでは自分の動きやすさを最優先にしました。

これから子連れで飛行機に乗る方が、「これなら大丈夫そう」と思えるヒントになればうれしいです。

よい旅を!

タイトルとURLをコピーしました