BoTトーク第5世代を選んだ理由
小2の長男にBoTトーク第5世代を買いました。
スマホはまだ早い。でも連絡手段は持たせたい。
そんな悩みに応えてくれるかも…と期待して、早めに注文。
でも…
注文から届くまで、想像以上に時間がかかりました。
さらに、ようやく届いたあとも突然の不具合が発生。

・・・え、これ大丈夫?
と思う場面がいくつもあったんです。
だけど、最終的には今も我が家ではかなり便利に活用中。
その理由も含めて、親目線でリアルなレビューを残しておきます。
届かない?初期トラブルとサポート対応の実際
注文したのに、いつまでたっても来ない
2月26日に注文。当初の到着予定は「3月下旬」。
新学期に間に合わせたくて、かなり早めに申し込みました。
理由はシンプルで、4月から学童に入れなかったから。
「子どもが1人で帰ってくる日、せめて声だけでも届けたい」
そんな想いでBoTトークにかけていたんです。
でも3月が終わっても、届かない。
不安になってサポートに問い合わせたところ、
「発送が遅れています。個別対応はできません」との返答。
届くのは「予定より1週間〜10日遅れます」とのこと。
いやいや、それじゃ間に合わないから早めに注文したんだけど…。
テンプレ対応にちょっとモヤっとしました。
ようやく届いた、と思ったら今度は“勝手に機内モード”事件
4月に入り、ようやく到着。初期設定も問題なし。


操作も直感的で、子どももすぐに慣れてくれました。
…が、安心できたのも束の間。
数日後、突如としてBoTトークが沈黙。
GPSは更新されず、トークも送信できない。
確認すると、なぜか「機内モード」になっていました。
もちろん、操作なんてしていません。
アプリからも触っていない。子どももボタンしか押していない。
「これはおかしい」とすぐサポートに連絡。
返ってきたのは、以下のような回答。
「現在、類似の不具合が多数発生しており、4月21日からファームウェアアップデートを行います。再起動手順をお試しください」
つまり、勝手に機内モードになったのは端末側の不具合とのこと。
でも交換対応などはなく、自分でリセット&再設定してね、という対応でした。
このあいだ、子どもと連絡が取れない時間が数時間。
何かあったら…と、心臓がギュッとしたあの感覚は、今も忘れられません。
使ってみて感じた良い点・悪い点
音声はクリア?録音の聞こえやすさは?
ようやく落ち着いて使えるようになって、まず感じたのは、
反応スピードの速さと手軽さはとても良いということ。
一方で、音声の品質には注意が必要。
たとえば、子どもがBoTトークに口を近づけずに話すと、
こちらには「声が小さい・聞き取りづらい」ことがけっこうある。
朝のランドセルのバタバタ時間に、遠くから「いってきまーす」と言われると、
内容がまったくわからないこともある。
文字起こし機能の精度と注意点
さらに、AIによる文字起こしも精度にムラがある印象。
はっきり発音していても、文脈的におかしな文字列になっていたり、
逆に全く関係ない単語になっていたりすることも…。
親としては「声で安心したい」部分もあるので、
録音時にはできるだけ口を近づけてはっきり話すように教える必要があるなと感じました。
子どもはどう使ってる?
うちの小学2年生は、毎朝ランドセルの肩ベルトにBoTトークをぶら下げて登校。
特に意識しなくても電源は常時オンの状態なので、親がスマホで居場所を確認したり、トークを送ったりしています。
トークのやりとりは最初ちょっと照れてたけど、今では「今日は〇〇したよー」なんて放課後に報告がくることも。文字じゃなく音声でのやりとりだから、小さい子どもでもストレスなく使えている印象です。
バッテリーはほとんど減らない印象だけど、充電することで電源リセットになる仕様なので、もしもの機内モード発動時にもリセットすれば安心。。。という気持ちで1〜2日に一回は充電しています。
正直、何日放置すれば充電が切れるかは分かりませんが、体感的に1週間は持ちそうな感じはします。
惜しいところはやはり・・・
ただやっぱり、「サポート対応の温度感」は残念でした。
初回の発送遅延も、機内モード不具合も、
基本的にはテンプレ的な返答で、「共感」があまり感じられません。
こちらは子どもを1人で帰宅させるという、ちょっとした“賭け”に近い場面でBoTに頼っている。
そういう不安や焦りに、もう少し寄り添う姿勢がほしかった。
あと、アプリ側の細かい仕様(たとえば音声の履歴、アイコンの再設定など)もややわかりづらい印象があります。
シンプルな取り扱い説明書やWebサイトはオシャレですが、肝心な時にいちいちサポートに問い合わせしないと扱い方がわからないのは不便だと思いました。
でも、それでも使い続けている理由があるんです。
まとめ:買ってよかった?我が家の結論
結局、BoTトーク第5世代は「アリ」なのか
我が家にとっては、買ってよかったと思えるガジェットになりました。
よかった点をまとめると
- 子どもが直感的に操作できる
- 音声と位置情報の精度が高い
- 学校のルールにも配慮しつつ、親子の連絡手段が持てる
一方で、惜しかった点は
- 発送遅延とその説明の不親切さ
- 不具合対応がやや形式的
- アプリ側の設定まわりがやや分かりづらい
キッズケータイとも迷いましたが、BoTトークの“音声メッセージだけ”というシンプルさが、
我が家にはちょうどよかった。
「今はまだスマホは早いけど、もう少しだけ見守りたい」
そんな家庭には、選択肢のひとつとして十分“アリ”だと思います。
おわりに
届かない、故障した、サポートが微妙…。
いろんな「うーん?」を乗り越えたBoTトーク第5世代。
だけど、今は長男にとっても、私たち親にとっても、
なくてはならない連絡ツールになっています。
朝の「行ってきます」、帰り道の「いま家の近く!」
そんな一言があるだけで、安心感がまるで違う。
トラブルも含めて、リアルな口コミとして残しておきます。
同じように迷っているパパ・ママの参考になればうれしいです。