【もう喧嘩したくない】家事分担の喧嘩を解決する7つの具体的なステップ

共働き
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好きで結婚したはずなのに・・・。
家事分担で夫婦喧嘩が絶えない・・・。

我が家の場合、下の子の育休から仕事復帰して以来、特に夫婦喧嘩が増えました。

夫婦とも余裕がなく、ギスギスした生活で会話もロクにしない夫婦でした。
そんな辛い状態が三年ほど続きました。

仕事に育児に家事。

体がいくつあっても足りないわ

いやいや。僕だって家事やってるよ!
でも喧嘩ふえてきたよな・・・

家事分担の喧嘩が起きる原因とは?

家事分担の喧嘩は、多くの家庭でよく見られます。

特に、仕事や育児に忙しい中で負担の偏りが原因となりやすいです。

家事分担の割合を見直すことは
家族の幸せと生活の質を向上させる重要なポイントです。

家事分担がうまくいくと、家庭全体の雰囲気が良くなります。
夫婦の負担が軽減され家族みんなが笑顔になると、子供にも良い影響を与えます。

【方法1】家事リストを作って分担を明確化

家事リストを作成

まず最初に、家庭内で行われている家事の内容をすべてリストアップしましょう。

具体的には、掃除、洗濯、料理、ゴミ出しなどの家事を挙げて、それぞれ誰がどれを担当しているのかを確認します。

この作業を行うことで、現状の家事分担がどのようになっているのかが明確になります。

例えば、毎日の料理はママ担当なのか、洗濯はパパが担当しているのか、などをリストに書き出します。

  • 家事の内容をざっくり書き出す
  • 誰がどの家事を担当しているかを明確にする
  • 家事の頻度や時間も記録する

例えば、我が家の共働き激務時代はこんなかんじでした。

(ママ)
・登園準備、支度(パパママ共同)
・朝ご飯支度(パパママ共同)
・保育園迎え
・夕ご飯支度
・夕ご飯食べさせる(下の子がまだ一人食べしない年齢)
・お風呂
・寝かしつけ
・洗濯干し
・洗濯たたみ(前日分)
・お風呂そうじ(週に2回)主にシャワーなので湯船は使った日だけ掃除
・トイレそうじ(週に2回)汚れた時は毎度掃除
・掃除機かけ(気になるところを週に数回)

(パパ)
・登園準備、支度(パパママ共同)
・朝ご飯支度(パパママ共同作業)
・保育園送り
・食洗機(夜にまとめて1日分の食器洗浄)

このようにしてリストを作成することで
家事分担の状況が視覚的に確認できます。

これが、家事分担を見直すための第一歩となります。

働くママ
働くママ

やっぱママの方の家事が多いなあ。

でもパパは残業で帰ってこれるのは子供が寝た後。

どうしても公平にならないよね。

家事の時間を計測

次に、それぞれの家事にかかる時間を測りましょう。

例えば、掃除にかかる時間はどれくらいか
料理にはどのくらいの時間が必要かを実際に計ってみるのも良いでしょう。

私は正確に測るのは面倒なのでざっくりと算出しました。

(ママ)
10分:登園準備、支度(パパママ共同)
20分:朝ご飯支度(パパママ共同)
20分:保育園迎え(遊びから切り替えるのが難しいタイプの子で、すんなり帰れずこのくらい)
40分:夕ご飯支度
30分:夕ご飯食べさせる
20分:お風呂
20分:寝かしつけ(長いときは一時間かかることも・・・)
30分:洗濯干し
20分:洗濯たたみ
10分:お風呂そうじ(週に2回) バスマジックリンで浴槽洗い
5分:トイレそうじ(週に2回) トイレクイックルでささっと拭き掃除
5分:掃除機かけ(週に数回)
ーーーーーーー
合計:230分

(パパ)
10分:登園準備、支度(パパママ共同)
20分:朝ご飯支度(パパママ共同作業)
10分:保育園送り
10分:食洗機(1日分の食器後片付け)
ーーーーーーー
合計:50分

家事がどれくらいの負担になっているのかが具体的にわかります。

家事の時間を計測することで
誰がどれくらいの時間を家事に費やしているのかが明確になりました。

これにより、家事分担の見直し考えるための具体的なデータが得られます。

30分以上かかる家事については赤色にしてみました。
掛かる時間が大きい作業を見直すと、効果が出やすいです。

【方法2】話し合いでお互いの希望を共有する

家事分担の喧嘩を解決するためには、夫婦で話し合いをすることが重要です。

特に、お互いの希望や苦手なことを理解し合うことが大切です。

感情的にならないよう、冷静に話す時間を作り、家事の負担をどうすれば喧嘩しなくなるのか、コミュニケーションを図りましょう。

  • 感情的にならずに冷静に話す
  • それぞれの得意・不得意を尊重する
  • 一方的な押し付けをしない

冷静な家族会議を開く

せっかくの家族会議を有意義な時間にするためにも、話し合いの時間は事前に夫婦で決めておきましょう。

子供を寝かしつけた夜など、ゆっくりと話し合いの時間を持つことが重要です。

この際に、リストアップした家事内容と
それぞれの家事にかかる時間を基に話を進めると良いでしょう。

家族会議を通じて、現在の家事分担に対する夫婦の意見や不満を話し合います。

働くママ
働くママ

一旦リスト化したことで、現状を見れるようになっているはず!

つい相手を責めてしまいがちだけど

感情的にならず冷静に話すことが大切だよ。

各自の希望を聞く

家事分担を話し合う際には、各自の希望や得意・不得意を考慮することが重要です。

Aさん
Aさん

洗濯は好きだけど、

家族が増えて服の量が前より増えているから

ストレスがかかるようになっている。

Bさん
Bさん

本当は仕事を早く切り上げて

育児家事を分担したいけど
夜型な仕事で時間確保が難しい・・・

Cさん
Cさん

私は料理がそんなに得意ではない・・・
夕飯を作るのは、どうしても時間が掛かってしまう

Dさん
Dさん

料理は好きだし時間があれば作りたい。

朝は比較的時間があるし

夕飯の仕込みができるかも!

誰だって得意・不得意がありますよね。
それぞれ意見を出して、家事分担の見直しや他の解決策がないかを考えます。

このプロセスを通じて、夫婦が納得できる家事分担の形を模索します。

例えば、料理が得意なママ or パパは料理を担当し
掃除が得意なママ or パパは掃除を担当するなど
それぞれの得意分野を活かすことで、家事の効率が上がります。

各自の希望を尊重することで、家事が苦痛ではなくなり、家事分担がよりスムーズに行われるようになります。

これにより、夫婦が家事に対して前向きな気持ちを持つことができます。

【方法3】公平さにとらわれず無理のない分担に

家事分担でよくある誤解のひとつは、「すべてを完全に平等に分けるべきだ」という考えです。

しかし、家族全員が同じ時間とエネルギーを持っているわけではありません。

そのため、ただ「公平」にこだわると、かえって不満が溜まりやすくなります。

大切なのは、お互いに無理のない範囲で分担を決めることです。

無理のない家事分担を実現するポイント

  • 「平等」より「納得感」を大切にする
  • 得意な家事や好きな家事を優先的に担当する
  • 平日と休日で分担を調整する

それぞれのライフスタイルや体力、得意なことや苦手なことを考慮しながら、最も効率的な形を模索しましょう。

おそらく多くの家庭で、ママの家事が多く偏っている理由のひとつは、パパの仕事の忙しさや残業によって帰りが遅いことなのではないでしょうか。

このような場合、ママが家事育児をしている最中、パパは遊んで楽をしているわけではありません。

単純に夫婦で公平に家事分担しようとしても無理が生じます。

時短家電を導入することや、家事代行も考慮に入れながら、柔軟な分担方法を取り入れることも手段のひとつです。

働くママ
働くママ

我が家はパパに早く帰ってきてもらうことは難しかったので

洗濯を楽にするため、お金で解決しよう!という結論になり

ドラム式洗濯機を購入しました。

30分でも家事が楽になり効果抜群でした。

働くママ
働くママ

さらに、料理好きなパパは

朝、出勤前に夕飯の仕込みをしてくれるように。

帰宅後、お肉を焼くだけでいいので

夕食作りの時短にも成功しました。

パパ
パパ

夕方の家事参加が難しい分

やれることをやるスタンスで!

他にも、平日と休日で家事の分担を変えるのも効果的です。

平日は仕事で忙しい人が多い場合、休日にその人が少し多めに家事を担当することで、平日の負担を軽減できます。このように、お互いの状況に合わせた柔軟な分担が、家事分担のバランスを取りつつ、喧嘩を防ぐ秘訣です。

休日の夕食作りなど、平日作っていない人が担当するなど工夫が出来そうなところです。

【方法4】定期的な見直しで不満を解消する

家事の分担は、一度決めたらそのままではなく、定期的に見直すことが大切です。

家庭の状況は時間とともに変化します。例えば、子どもが成長するにつれて育児の手間が減ることもあれば、逆に進学や習い事で新しい負担が増えることもあります。
また、仕事の内容や働き方の変動も、家事分担に影響を与えます。

これらの変化に対応するためには、定期的な話し合いや見直しの場を設けることが重要です。

たとえば、月に一度や季節の変わり目など、定期的に家事分担を振り返り、必要に応じて修正する時間を作るとよいでしょう。

定期的に見直しを行うメリット

  • 家事負担の偏りを防ぐ
  • 変化に柔軟に対応できる
  • お互いのモチベーションを保つ

定期的な見直しは、家事負担の不満を解消するだけでなく、家族全員が気持ちよく協力できる環境を整えるための大切なプロセスです。

【方法5】柔軟な対応で予期せぬ事態に備える

家事分担を決めたとしても、予期せぬ出来事や突発的な状況は避けられません。
たとえば、仕事での急な残業、体調不良、子どもの緊急な用事など、予想外の出来事が起こることがあります。そんなときに、決めた分担にこだわりすぎず、臨機応変に対応できるかどうかが喧嘩を防ぐカギとなります。

柔軟な対応ができるようにするためには、普段から「助け合う姿勢」を意識することが大切です。

お互いに「困ったときはフォローし合う」という合意を持っておけば、予想外の事態にもスムーズに対応できます。

また、柔軟な対応には感謝の気持ちを忘れないことも重要です。「自分がやるべきことをやってもらった」という感謝の言葉が、お互いの信頼を深め、次に協力しやすくなります。

予期せぬ事態に備えるための心構え

  • お互いにフォローし合う意識を持つ
  • 固定観念にとらわれず柔軟に考える
  • 感謝の気持ちを忘れない
働くママ
働くママ

親しき中にも礼儀ありっていうけど

夫婦の間でも「ありがとう」を意識的に言うと

夫婦関係が柔らかくなります。

感謝の気持ちって一番大事なんですね。

柔軟な対応力は、家事分担を円滑に進めるための重要な要素です。この姿勢を持つことで、お互いに安心して家事に取り組むことができます。

家事分担の喧嘩を防ぐために意識したいこと

最後に、家事分担の喧嘩を防ぐための基本的なポイントをまとめます。

お互いを尊重し、感謝の気持ちを持ちながら、家庭内の協力を大切にすることが、家事分担の成功の秘訣です。日々の小さなコミュニケーションが、円満な家庭生活につながります。

家事分担成功のための基本ルール

  • 感謝の言葉をこまめに伝える
  • 相手の立場に立って考える
  • 定期的な話し合いを忘れない

家事分担を通じて家族の絆が深まることで、家庭内の雰囲気が良くなり、家族全員が幸せに過ごせるようになります。

夫婦の気持ちがすれ違うと、素直な態度が取れなくなります。お互いが認めて欲しい気持ちが勝って、相手を尊重し、感謝する気持ちを忘れてしまいがちです。

ママもパパも自分のほうが頑張っている、辛いんだと感じているなら・・・お互いが励ましあって、夫婦円満で乗り越えていける方がずっと楽しい生活に近づけるでしょう。

まずは家事分担がより効率的になり、家庭内の雰囲気が良くなるよう、冷静に話し合いの場をもち、家族全員で協力し合い、幸せな家庭を築いていきましょう。

私も時間は掛かりましたが、家事を協力し合うことで夫婦の絆が深まり、昔のように楽しい会話ができる夫婦に戻れました。思いやりを持てば困難もきっと乗り越えられます。

夫婦喧嘩を減らして、心が穏やかな生活を過ごせるよう、私も努力し続けたいと思う今日この頃です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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