転職エージェントって実際どう?40代ワーママの体験談

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こんにちは、ママこです。

私は40代、小1の長男と未就園児の次男を育てながら働くワーキングマザーです。

昨年、約10年ぶりに転職活動を行い、半年かけて希望の会社に正社員として転職しました。
条件はかなりわがままでした。

  • 正社員
  • 収入アップ
  • 週2日以上の在宅勤務
  • フレックス制度あり
  • 自宅から通いやすい

この条件をすべて叶える企業と出会えたのは、転職エージェントを使ったからだと思っています。

私のキャリアとライフステージの変化

これまでのキャリアをざっくりご紹介するとこんな感じです。

経歴ライフステージ
大手システム開発会社新卒で上京
スタートアップ企業(6年)結婚
アパレル企業の社内SE(10年)2度の産休・育休、時短勤務で復帰
メーカーの情報システム部(現職)フルタイムで転職

40代子育てママが転職で感じた壁

正直、「この年齢と状況で転職は厳しいかも」と何度も思いました。
特に不安だったのは次のようなことです。

  • フルタイム勤務への復帰は7年ぶり
  • 小1の壁問題(学童や帰宅後の時間など)
  • 自分の市場価値が分からない
  • 時短勤務が長かったため、スキルに自信がなかった

忙しいママこそ転職エージェントを使うべき理由

転職活動はこれが3回目でしたが、転職エージェントを利用したのは今回が初めてでした。

当初は

ママこ
ママこ

押し売りさそう・・・

相手にされないかも・・・

と心配していましたが、実際には全く逆でした。

面談では希望条件をしっかりヒアリングしてくれて、私の経歴や強みを客観的に整理してもらえたのは大きな収穫でした。

私が実際に使った3つの転職エージェントと、それぞれの印象

今回の転職活動では、合計で3社の転職エージェントに登録・利用しました。

エージェント名強み・特徴面談形式サポートの印象特に良かった点物足りなかった点
マイナビエージェント丁寧な対応、書類添削や面接対策が充実オンライン(30分)親身で信頼感あり希望条件の詳細共有&ミスマッチ防止、企業ごとの面接対策特になし
type転職エージェント女性のキャリア支援に強み、事務職・ITに強い電話(30分)初回は親近感ありだが担当変更でやや雑に未経験職種への挑戦向け求人あり担当者変更後のサポートがメール中心で薄い
ギークリーIT・Web業界に特化、リモート求人豊富対面(渋谷)若手担当でマニュアル的対応職務経歴書作成代行サービスが便利面談対面必須、求人紹介が紙ベースで非効率、面接対策がメールのみ

▶︎ マイナビエージェント(最終的に内定に繋がった)

面談はオンラインで30分と短時間ながら要点をしっかり確認
時間がない中でも希望条件(正社員、収入アップ、週2日以上在宅、フレックス勤務、自宅近く)を丁寧にヒアリングしてくれました。

希望条件を正直に伝え、子育て事情もエージェント経由で企業に共有
履歴書や職務経歴書に書けない育児の事情も伝え、残業不可の事情などを理解した上で選考を進められたため、書類選考のミスマッチが減り◎!

面接対策が充実
自己アピールの伝え方や言葉の選び方など細かく教えてくれ、企業ごとの面接のポイントを電話で相談できたのは忙しいママにとってありがたかったです。

最終的に内定が決まり、全ての希望条件を妥協せずに叶えられた
自宅近くの企業に巡り会えたのは偶然もありますが、他の条件は確実にクリアできました。

▶︎ type転職エージェント(女性のキャリア支援に強み)

初回面談は電話で30分、寄り添う話し方で親近感あり
好みもあると思うので一概には言えませんが、担当者の馴れ馴れしい話し方に途中から違和感を覚えました。

担当者が途中で変更に
新しい担当者のサポートはメール中心で細かい相談がしづらく、面接対策も十分ではありませんでした。

未経験職種や事務職への求人は充実
IT業界や未経験でもチャレンジしやすい求人が多く、キャリアチェンジを考える人には向いています。

▶︎ ギークリー(IT・Web業界特化だが個人的にはおすすめしない)

面談は対面必須(渋谷オフィス)、オンライン希望は通らず
子育ての都合で夫に調整してもらい訪問しましたが、やや不便でした。

求人は大量の紙で渡され、効率的ではない
Web管理画面もありますが、対面時は紙ベースの求人説明がメインで見にくかったです。

担当者は若手でマニュアル対応が目立ち、伴走感が薄い
求人紹介も淡々としており、市場価値が低いからかと思うとモチベーションが下がりました。

面接対策はメールのみでサポート不足感が強い

唯一良かった点:職務経歴書作成代行サービス
専任スタッフが経歴を丁寧にヒアリングし、質の高い経歴書を作成してくれました。自分で作る手間が省け、採用活動で活用できるのは助かりました。


エージェントとの相性も大切

実際に複数使ってみて感じたのは、「エージェントの質=会社の名前」ではないということ。

担当者によって印象がかなり変わるため、2~3社併用して、自分に合うスタイルを見つけるのも一つの手だと感じました。

エージェント選びで私が気をつけたこと

たくさんの転職エージェントがある中で、私が特に気をつけたポイントは以下の3つです。

  • 定型的な対応ではなく、こちらの生活状況を理解した上での提案かどうか
  • 初回面談の対応や、こちらの話をどれだけ丁寧に聞いてくれるか
  • 紹介される求人が「こちらの希望に合っているか

家族の協力も大きな支えに

私が転職活動に集中できたのは、夫のサポートがあったからです。
面接が入った日は仕事を早く切り上げてもらったり、保育園のお迎えを任せたりと、夫婦で連携しました。

また、子どもたちにも「ママ、がんばってるよ」と素直に話すようにして、家族全体でこの期間を乗り切った感覚があります。


スキマ時間の活用で情報収集を効率化

平日は仕事と家事、子どものお世話で1日が終わります。
だからこそ、スマホのメモアプリやGoogleドキュメントを使って、移動中や子どもの寝かしつけ後にコツコツ情報整理をしていました。


転職エージェントの担当者との関係づくりが鍵

最後に実感したのは、エージェントも「人」だということ。
感謝の気持ちを伝えたり、率直な要望を丁寧に共有したりすることで、より親身になってサポートしてもらえました。

「頼っていいんだ」と思えたことで、心の負担がかなり軽くなりました。

まとめ:ママでも、40代でも、転職はできる

3社のエージェントを実際に使ってみて分かったのは、「誰かに相談できることが心の支えになる」ということでした。

転職活動は決して楽ではありません。

家事や育児に追われる中での転職活動は、どうしても孤独を感じがちです。

でも、親身に話を聞いてくれる担当者に出会えたことで、「私でも頑張っていいんだ」と思えました。

「今の働き方にモヤモヤしている」「子どもとの時間も大事にしたい」そんな気持ちがある方は、少しずつでも動き出してみてください。

私の経験が、あなたの背中を少しでも押せたら嬉しいです。

※本記事は筆者の実体験をもとに記載しており、特定サービスの利用を推奨するものではありません。

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