ワーママが「もう限界…!」と思う瞬間
仕事と育児の両立が難しくなるとき
仕事と育児の両立は本当に大変ですよね。私は子供が二人いますが、1人目の育休明けから時短勤務に切り替えて気がつけば6年。いつまで時短勤務で働き続けるのか悩みどころですが、そこについてはまた別の機会に書きます。
いつも朝は子どもを起こし、食事を用意して、登園準備。急いで仕事に向かいます。仕事が終わると、急いで迎えに行き、夕食の準備やお風呂など、やることは山積みです。このような毎日を過ごしていると、体力的にも精神的にも疲れがたまり、「もう限界…!」と感じる瞬間が訪れます。特に、以下のような状況が重なると、両立の難しさが一層増します。
- 子どもの体調が悪く、仕事を休まざるを得ないとき
- 仕事の締め切りが迫っているのに、家庭の用事が多いとき
- 家族のサポートが得られず、すべての負担を一人で抱えているとき
こんな状況、どうしたって無理!ってなりまよね。一刻も早く仕事と育児のバランスを見直し、無理をしすぎないようにすることが大切です。
職場で理解されず孤独を感じたとき
ワーママが仕事を続ける上では、職場の理解やサポートが欠かせません。しかし、同僚や上司がワーママの事情を理解してくれないと、孤独を感じることがあります。たとえば、子どもの体調不良で突然の早退や欠勤が続くと、同僚からの視線が気になるかもしれません。
どうしても今日終わらせないといけなかったり、締め切りが迫っている場合は、周囲からのプレッシャーを感じることもあるでしょう。このような環境では、次のような不安が生じやすくなります。
- 「自分だけが仕事をできていない」と感じる
- 同僚とのコミュニケーションが減り、孤立感が増す
- 上司からの評価が下がるのではないかと心配になる
職場での理解が得られない場合は、まずは上司に相談し、自分の状況を説明することが重要です。上司の理解がない場合、人事など他部署に相談する必要もあるかもしれません。

大変だと思いますが、きっとあなたは
悩みながらもきちんと仕事をしている人だと思います。
なぜなら、悩むということは真摯に仕事と向き合っているからです。
自分の時間が全く持てないと感じたとき
ワーママの生活は、家事と育児、そして仕事で埋め尽くされています。そのため、自分の時間を持つことが非常に難しくなります。仕事が終わった後も、家事や子どもの世話で一日が終わり、気づけば一息つく間もなく夜が更けてしまいます。このような状況が続くと、心身ともに疲れ果て、「もう限界…!」と感じる瞬間が増えてしまいます。自分の時間が持てないことで、次のような問題が生じることもあります。
- 趣味やリフレッシュの時間が取れず、ストレスがたまる
- 友人と会う機会が減り、仕事以外の社会的なつながりが希薄になる
- 自分の健康管理が後回しになり、体調を崩しやすくなる
心身ともに疲れ果てないためにも、家事の手を抜いたり、家族に協力をお願いするなどして、自分の時間を少しでも確保する工夫が必要です。
ワーママが仕事を辞めたい理由を理解しよう
辞めたい理由を具体的に考える
仕事を辞めたいと感じる理由は、ワーママそれぞれで異なります。しかし、その理由を明確にすることが、今後の選択を考える第一歩です。
まずは、自分が「なぜ辞めたいのか」を具体的に考えてみましょう。紙に書き出すことで、自分の気持ちを整理しやすくなります。たとえば、以下のような理由が考えられます。
- 家事や育児と仕事の両立が難しい
- 職場での評価やサポートが不足している
- 自分の時間が取れず、心身ともに疲れている
理由が明確になれば、それに対する対策も見つけやすくなります。また、辞めたい理由を整理することで、解決策が見えてくることもあります。具体的な行動に移す前に、まずは自分の気持ちをしっかりと見つめ直しましょう。

私は仕事帰りの電車の中で、携帯のメモに仕事を辞めたくなる理由を書き出しました。
そして、仕事は嫌いではなくてむしろ好きで、もっと評価されたい!もっとお給料もあげたい!という気持ちが強いことに改めて気づけました。
自分の気持ちを整理する方法
辞めたいという気持ちを抱えたままでは、ストレスがたまる一方です。そこで、気持ちを整理する方法を試してみましょう。まず、1日の中で少しでも自分の時間を作り、リラックスできる場所で考えをまとめることが大切です。以下のような方法があります。
- 1日10分でもいいので、静かな場所で自分と向き合う時間を作る
- 日記やメモに自分の感情や考えを書き出してみる
- 信頼できる友人や家族に、自分の気持ちを話してみる
気持ちを整理することで、心が軽くなり、次に何をすべきかが見えてくることがあります。自分の気持ちを整理することは、今後の行動を決めるために重要なステップです。
家族や友人に相談してみる
自分一人で抱え込まず、家族や友人に相談することも重要です。周囲の意見を聞くことで、新たな視点やアドバイスが得られるかもしれません。また、相談することで、自分の気持ちが整理され、次の行動に移しやすくなります。相談する際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 具体的に「何に困っているのか」「何を悩んでいるのか」を伝える
- 相手の意見をしっかりと聞き、自分の考えと照らし合わせる
- 相談後、感謝の気持ちを伝える
家族や友人は、あなたをサポートしてくれる大切な存在です。相談を通じて、気持ちを共有し、前向きな解決策を見つけましょう。
ワーママが後悔しないための3つの選択肢
仕事を続けるためのサポートを探す
仕事を辞める前に、まずは仕事を続けられるサポートを探してみましょう。現状を少しでも改善することで、仕事と育児の両立が楽になるかもしれません。具体的には、以下のようなサポートを検討してみてください。
- 家事代行サービスを利用して、家事の負担を減らす
- ベビーシッターやファミリーサポートを活用して、育児の時間を調整する
- 会社に相談し、時短勤務やリモートワークの制度を利用する(すでに時短勤務をしている場合は、働く時間をさらに短くするなど)
私は週に一度、家事代行サービスを利用していたことがあります。
夕方の一時間半ほど、夕食作りや、そのほかの家事サポートをお願いしていました。
週に一度だけでも夕飯作りを人に頼めるだけで、心に余裕ができ、子どもと楽しい時間を過ごすことができました。しかも、そのお料理がとても美味しくて・・・自分にはない料理のレパートリーが食卓に並ぶことで夫も嬉しそうでした。
これらのサポートを活用することで、仕事を続ける選択肢が広がります。辞める前に、まずはサポートを探してみることをおすすめします。
転職して働く環境を変える方法
もし現在の職場が合わないと感じるなら、転職を考えることも一つの選択肢です。新しい職場であれば、働きやすい環境が見つかるかもしれません。転職を検討する際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 自分の希望条件を明確にし、妥協しない
- 転職先の企業文化や福利厚生を事前に確認する
- 転職エージェントや求人サイトを活用して、情報を集める
転職は大きな決断ですが、自分に合った職場を見つけることで、仕事と育児の両立がしやすくなることもあります。転職を通じて、より良い働き方を見つけましょう。
私は時短勤務を6年続けていましたが、ここ最近、転職しました。
40歳、10年ぶりの転職活動でした。転職活動を始めるに至った経緯なども別の機会に書きたいと思います。
フリーランスやパートへの転向を考える
正社員としての働き方に限界を感じる場合、フリーランスやパートタイムへの転向を検討することも良い選択肢です。フリーランスは、自分のペースで仕事を進められるため、育児や家事とのバランスが取りやすくなります。また、パートタイムであれば、仕事の時間を柔軟に調整できるため、家族との時間を大切にすることができます。以下のような点を考慮して、自分に合った働き方を見つけてみましょう。
- 自分のスキルを活かせる仕事を選ぶ:フリーランスの場合、これまでの経験やスキルを活かせる分野で仕事を探すことが大切です。パートタイムであっても、自分が得意なことを生かせる仕事を選ぶことで、働く意欲が高まります。
- 収入の安定性を考える:フリーランスは収入が不安定になることもあるため、事前に計画を立てておくことが重要です。パートタイムの場合も、収入が減ることを想定して、家計の見直しを行いましょう。
- 家族のサポートを得る:フリーランスやパートタイムに転向する際も、家族の理解とサポートが欠かせません。家族との話し合いを重ね、協力体制を整えましょう。
フリーランスやパートタイムへの転向は、仕事と家庭のバランスを取りながら働くための有力な選択肢です。自分に合った働き方を見つけることで、後悔のない選択ができるでしょう。
私自身はフリーランスの経験はありませんが、友人は家庭でドライフラワーを利用したハンドメイドアクセサリーを販売してパート並みの収入を得ています。自分の特技で収入を得て、子どもとの時間も多く確保できる働き方には憧れを持ちますが、私の度量ではフリーランスはなかなかハードルが高そうに感じているため、いまもサラリーウーマンを続けています。
ワーママが仕事を辞める前に確認すべきこと
辞めた後の生活を具体的にイメージする
仕事を続けるためにいろいろ試してみたものの、やっぱり辞めたい!という場合は、仕事を辞める前に、辞めた後の生活がどうなるかを具体的にイメージしておくことが重要です。何も準備せずに辞めてしまうと、思わぬ困難に直面することがあります。まずは、辞めた後の生活をシミュレーションし、以下のポイントを考えてみましょう。
- 家計の収支を見直す:収入が減少することを見越して、家計をどうやりくりするかを計画しましょう。節約できる部分や、必要な支出をリストアップして、現実的な予算を立てることが大切です。
- 生活リズムの変化を考慮する:仕事を辞めると、生活リズムが大きく変わります。新しい日常生活にどう適応するかを考えておきましょう。子どもの世話や家事の時間配分を再検討する必要があります。
- 社会とのつながりを維持する方法を探す:仕事を辞めると、社会とのつながりが希薄になることがあります。地域活動や趣味のサークルなど、社会的なつながりを保つ方法を考えておきましょう。
これらの点を考慮し、辞めた後の生活が自分にとってどのようなものになるかをしっかりとイメージすることで、後悔のない選択ができるようになります。
まとめ

仕事と育児の両立に悩むことは、多くのワーママが経験することです。そして、無理をしすぎると心身のバランスを崩してしまうこともあります。限界を感じたときの対処法や、サポートを求めることは重要です。
大切なのは、一人で抱え込まず、家族や友人、職場に助けを求め、時には自分自身を労わる時間を持つことです。日々の小さな工夫が、心に余裕を生み出し、仕事と家庭の両立をサポートしてくれます。
忙しくて時には辛いワーママ生活ですが、仕事をしていると達成感や自己成長の喜びがあります。私も自分のなりたい姿に向け、毎日頑張る日々です。ワーママの皆さん、一緒に頑張っていきましょう!